Dear mister Saito
(I hope I hadn’t made a mistake…)
I’ve just have been seen your website, and like it a lot. Malheureusement, I can’t read japanese, but I enjoy a lot your collection. I’ve seen you got a french Douk-Douk. That’s a good idea ! ;D
I’ve myself get a website, more axed on french folder knives as opinel or Douk-Douk (http://www.geocities.com/virobloc).
Thank you for your great website.
Cordialement,
(01/12/21)
フランスの方からいただきました。
douk-doukに限らず、いろんな国のナイフを紹介していきたいものです。
それにしても私はフランス語ができないので・・・どなたか翻訳できる方いらっしゃいます?
はじめまして。肥後の守について少し教えてください。
私は左利きです。
小学生の頃は、まだカッターナイフのない時代で、ボンナイフを使用していました。
学校の近くの文房具店で売られていた物は、ボンナイフと切り出しナイフと肥後守だったと記憶しております。
左利きの私には、切り出しナイフや彫刻刀はとうてい使えない代物でした。
文房具店で販売されていた肥後守は、箱に入った品物でしたが、これも良く切れなくて、私は、切り出しナイフも肥後守も彫刻刀も、みな片刃だから使えない(切れない)のだと思っておりました。
つい先日、そのような発言をしておりましたら、ここのホームページを紹介されました。肥後の守が両刃であると知り、びっくりしております。
私が小学生の時に購入していたあの品物は何だったのでしょうか?
箱に入った収納式の物は、肥後守の偽物だったのでしょうか?
なぜあれほど切れない刃物を、肥後守と思っていたのか?
気になって仕方ありません。
この疑問に、もし何らかの手がかりをいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
(01/08/27)
おそらく、片刃と思いこんでいた肥後守は、両刃の肥後守だったのだと思います。
きっと研ぎ具合が偏っていて、片刃に近い断面形状になっていたのでしょう。
肥後守の刃は、板を打ち抜いてからグラインダーで刃付けをします。
その時、右側を多く削り、左側を少ししか削っていなかったのだと思います。
すべての肥後守がそういうつくりではないのですが研ぎ具合に偏りのあるものは、いくつか見受けられます。
暮らしの手帖の第II世紀59号に、「220本の肥後守をテストする」という商品レポートが掲載されています。ご興味あればご一読をお薦めします。
なお、肥後守の鞘に切り出しナイフの刃をつけた、切り出し型肥後守ナイフも存在しています。きわめて特殊な例ですが。
はじめまして。
自分がもっとも愛用しているナイフは、ビクトリノックスのキーホルダータイプと、やや大きめのロック式タイプですが、肥後守も、一本(登録商標:肥後守(かね)駒)持っています。
私のキャンプ、フライフィッシングのスタイルでは、ビクトリノックスの実用性には劣るため、ガンガン使い込んだ経験はありませんが、真鋳の柄と鋼のコントラストが大変魅力的で、大好きなナイフのひとつです。
ところで、貴HP紹介されている鎌・鋸がついている型ですが、本山賢司さんの著作「いつか帰る森」のキャンプシーンで、フランスの肥後守と形容される「オピネル」を持参した主人公が、同行者から借用した鎌・鋸付の肥後守に感嘆しているシーンがあります。
この場面を読んでから、もう一本鎌・鋸付が欲しくなってしまい、暇な時や、出張先、旅先で金物屋・刃物店を見かけるたびに、店を除いています。未だに出会うことができませんが、この感じは古本探しと似ていますね。
マアこれからも、いつの日か、出会えることを夢見て探し続けます。また、寄らせてもらいます。では・・・・。
(01/07/14)
そうですね。真鍮と鋼の組み合わせって不思議とひかれるものです。骨董趣味ではなくて。
金属の中でも真鍮は実用の美というか、使い磨かれることで美しさを増す素材なのではないでしょうか。本山さんの本、(まだ読んでないので)探してみます。
「OUT RIDER」という(ツーリング関係がメインの)バイク雑誌に「山田深夜」という人が、
「旅人達の十字路(たびゅうどたちのじゅうじろ)」と題した連載をしています。
(フィクションなのかノンフィクションなのかいつも「????」なんですが愛読しています)
今月=2001年7月号(6月1日発売)で、「肥後守」を題材のひとつに一文を載せています。
そのなかで「トンガリ刃、青銅とよばれる三層鋼、鞘に鶴の模様」という肥後守が出てきました.。(てなわけでこのsiteに立ち寄ってしまいました)で、ですね。ほんとにこんな手の込んだヤツが実在したor実在するんでしょうか?
なんか「高そーー」な気がしませんか?(むかしは高価だったんでしょうか?)
なんて疑問です。こんな肥後守をご覧になったことはありますか?で、話題変わって、
「この手の刃物=ブランド品じゃないが質実剛健、使い手次第でグレードアップしていく刃物」って女性は興味もつんでしょうかね?やっぱり男しか興味持たないんでしょうかね?
「刃物を使って作られたもの=木工、彫刻etc」や「工芸品、ブランド品、芸術品としての刃物」に興味を持つ女性はいると思うのですが、
「使い続けられてきた=個人的な歴史、未だ現役、ノスタルジー、自分の気持ちを受け止める」刃物(←とりあえず包丁は除きます)って興味あるんでしょうかね、女性は。 やっぱり男だけなんでしょうかね?こういうものに心引かれるのは…。なんて事を考えながら、このsiteを楽しませて頂きました。ありがとうございます。
ぶしつけな感想を述べさせて頂きましたこと、ご容赦ください。
では、失礼いたします。
(01/06/12)
えーっと、青銅というのは青鋼のことですね。青鋼というのは正確にいうと青紙一号と呼ばれる鋼で、むかし青いラベルが付いていたものです。
鞘は、文字以外に様々な図柄が描かれます。花鳥風月から野球選手、飛行船まで。昔の(当初の)肥後守は、とくに子ども向け、というわけではなかったと思いますよ。
刃物の性差、これはじつに奥深いテーマですね。ぜひとも深めていきたいです。
始めまして、突然ではありますがメールを送らせていただきます。
今日、フリーマーケットにおいて何の気なしに手にしたナイフが肥後守でした、
それで興味をひかれてこちらのサイトを訪れさせていただいた訳です。
手にした品はかなり古いタイプだと思われます、上から 鋼割込 「賢 登録商標 肥後守 と、たがねで叩いた銘が切ってありました。
錆もいい感じで出てまして、刀剣に詳しい人が、少なくとも昭和初期には遡るタイプ なのでは?と仰ってました。
我が家には日本刀やら小柄がありまして、それらと比べても遜色無いぐらいの貫禄で あります。
資料不足を承知でお聞きしますが、いったいどれくらい前のタイプなのでしょうか?
それと、値段ですが、とんでもないものでした。追伸 これからも興味を持って拝見させて頂きます、頑張ってください。
(01/05/20)
うーん、とんでもない値段とは、いくらくらいなのでしょうか。当博物館内でも骨董市での肥後守価格を載せてあります。
登録商標は明治終わり頃なので、その肥後守は大正あたりのものかもしれません。
刃のかたちや座金の特徴がわかればもっと細かく同定できそうですが・・・
この度、小誌6月号の「日本民俗ナイフ考」企画内特別編と題して、
肥後守について、筆者関根秀樹さんに様々に書いて頂きました。
その際、齋藤様の修士論文を参考文献とさせていただき、
参考とさせていただきました。
もし、よろしければ、
その掲載号をお送りさせていただきたく思っております。
(01/04/27)
ワールドフォトプレス社の方からこのようなメールをいただきました。
ナイフマガジンの6月号(No.88)です。結構批判的な引用が多いですが(笑)、ちゃんと真剣に読んでいただけているようでちょっと恐縮。
関根さんともぜひ、お会いしたいですね。
前略 初めてメールをさせて頂きます。
先日、中野区のあるナイフショップへ行きましたら、肥後守(本家本元以外の物も有り)が売っていたのですが、
ポップに絶版品と書いて、中古も含めて1個1,000円で売られていました。
これにはビックリして、お店の人に「え!絶版品なの?」と聞きましたら、
「そうだよ。もう作ってないんだから貴重だよ。」と言われました。
これは明らかに、ナイフ屋さんの勘違いですよね?
それとも、永尾さんと藤原さんがもう作られなくなってしまったのでしょうか?
考えると夜も眠れません。お忙しいとは存じますが、お返事をお待ち申し上げております。
(01/04/13)
それは初耳です。
藤原さんの方は、ほぼ休業されてしまっていると思います。
永尾さんはおそらく大丈夫だと思いますが
トシもトシですし ご病気とか、なにかの事情で休業されてしまったとしても不思議ではないでしょう。
すみません、私も未確認なので なんとも歯切れの悪いお答えしかできません。
なにかわかりましたらお知らせください。
こちらでも調べてみようと思いますが。
Thank you for your reply! Your English is excellent. Unfortunately my Japanese is non-existent. Despite this limitation I had a very good time following the many links on your site and viewing the pictures. I learned a lot from these images.
I am also interested primarily in practical working knives. As an American boy, I grew up having various knives. Now, after I finishing graduate school (Art Education) and starting teaching, I find myself deeply involved with knives and woodcarving/woodworking.
In college I concentrated on Painting and Printmaking, but as I began to work with knives and wood I found that working three dimensionally in Sculpture came much more naturally to me.
I began to collect pocket knives, and joined Western Reserve Cutlery Association; the oldest knife club in my home state of Ohio. I soon began to concentrate on collecting the style of pocket knife called Barlow, and eventually reached over one hundred pieces, at which point my interest waned and I began to buy other types of knives more suited to Woodcarving.
Now I buy and use knives of Scandinavian origin. I find that these have the best steel, and that the size and shape is well suited to carving. I also make my own knives out of files.
Although I have several hundred knives in my possession, and have seen many hundreds more I am not sure that I have ever actually held a Higo-no-Kami. I am very interested in what examples of this type of knife that an expert like yourself might be able to find for me. I would be primarily interested in examples that are made of quality materials, and reflect the oldest traditional form.
As far as repayment I can send you US currency, or perhaps there are American pocket knives that you are interested in that I could find for you.
Thank you,
(01/03/15)
すぐに返事いただきました。言葉がわからなくても画像だけで理解する、って日本人も外国人も同じなんですね。
「practical working knives」この領域は私も興味津々。肥後守、早く送ってあげないと・・・
LeavesHello,
Thank you for your fascinating web pages on the Higo-no-Kami. I am a collector and maker of knives; I am also a woodcarver.
I am having trouble finding a source of Higo-no-Kami. Could you please refer me to sites where I may purchase this type of knife?
In christian love,
(01/03/09)
米国の方からこのようにメールいただきました。たしかに、海外では肥後守、入手困難ですよねえ・・・
突然のメールで申し訳ありません。
早速ですが、ホームページを拝見させていただきました。肥後守についてとても研究されていることがわかりました。肥後守は私も家の道具箱のなかにあったのを覚えています。父が使っていたものらしいのですが、錆が刀身全体に広がっていて刃もかけていました。それを祖母が使っていた鎌用の砥石でといでなんとか使ったいました。子供の頃から刃物は身近にあって、両親も私が工作する事を喜んでいたので、自由に刃物を使うことができました。子供の頃からの影響か、いまでも刃物が好きです。肥後守も4本もっていて、内2本は焼きの入っていないところまで使い切りました。今ではペーパーナイフになっています。
このように刃物に興味があるので、卒業研究に刃物をテーマとして進めたいと考えています。
私は技術科なので、子どもの技術と刃物ということで、考えていきたいと思っています。
そこで、たいへん失礼かと思いますが、貴方が発表された肥後守についての研究論文を拝見させていただきたいのですが、だめでしょうか。是非今後の研究のために勉強になると思いますので、よろしければお願いします。お返事をお待ちしております。
(01/02/19)
ふと自分の学生時代がなつかしくなりますね。
わたしも修士の時に なにか刃物を題材にして研究を進めよう、と思いながらも
すぐ肥後守には行き着かなかったのでした。
> 子どもの技術と刃物
面白いテーマです。
でも教育関係ではいろんな先行研究もあり、独自性というか新規性を出すのは
なかなか難しいかもしれません。
とにかく、自分の好きなこと、自分の追い求めたいこと、
に対して純粋になることが大切ですよね。
初めまして。
楽天市場に出展していた刃物屋さんが古い肥後の守を探しているというのを見かけて、
そういえば私も古いのを持っているなと思って検索したところ、貴サイトを見つけた次第です。私の所有する物は、何だか古い字体で肥後の守と書かれた物で、黒っぽいです。
形態変容を掲載していただけると、どの位古いのか分かるので楽しみです。私も高専→大学という経歴なので、親近感を感じました(化学ですが)。
現在は機械メーカーで品質保証をやってます(化学とは関係ないですが・・・)。また度々覗かせていただきます。
それではまた。
(01/02/10)
その肥後守、「肥後守」以外にはなにか描かれていませんか?商標とか・・・
形態変容、近々なんとか・・・と思いつつまだアップできていません。ネタはあるんですけど。
高専出身というのはなんともいえない連帯感を感じるものです。
意外と遭遇するんですよね。高専出身のかたって。
「『肥後の守』に左利き仕様はあるの?」という問いに、ていねいに回答して下さって、ありがとうございます。
特に「左利きだから使いにくい」とは、娘も申しませんでしたが、まだその違いも分かるのかどうか・・・。
砥石だけは結婚したての頃買ってみたものの、結局包丁も研いだことがない主婦なもので、(主人が時たま「ハマトイシ」という「手動式刃物とぎ器」でやってます)「ド素人が左利き用に研ぎ直して、切れなくなったらどうしよう!」が、率直な感想です、情けないけど。
とりあえず、まだ良く切れるようなので、うちにある3本は、このまま使ってみようと思います。夏休みの宿題して、1ダース試しに削ってみた顛末をまとめて小学校に提出しました。
後日作品などを展示する際、知人の母親達の目にとまり、
「『ひごのかみ』って何?」
と話題になったそうです。
(娘は1年生なので、ひらがな表記の表紙にしたのです)
広島県出身昭和13年生まれの母に育てられてる私には、「えーっ、『肥後の守』を知らないの?」と、ちょっとびっくりでしたが、兵庫県三木市で盛んに作られたのなら、少し納得、といったところでしょうか。(ちなみにみなさんわりと教育熱心なお母様方で、出身は、埼玉、名古屋その他いろいろだったそうですが。)全国的にもっと、「肥後の守」を有名にして、小学校でもみんなで使えればいいのに、と思います。
すてきなホームページありがとうございました。
(00/09/19)
下の方にお返事出したところ、このような返事をいただきました。この「夏休みの宿題」はかなり貴重な作品になるでしょうね。
「肥後の守」――私(S.37年1月生まれ・主婦)も、就学時に手回し式鉛筆削り器を買ってもらう前は、母(S.13年10月生まれ)に、「肥後の守」で鉛筆を削ってみせてもらった記憶があります。(あくまでデモンストレーションですね)
確かに私の小学校1年生当時のノートには、鉛筆の削り方の、良い例、悪い例が、最後のページ(後表紙の内側)あたりにありましたよ。
今は見ませんね。
その後私も3児の母になり、就学前のクリスマスには必ず、我が家のコドモたちには、目覚し時計と「肥後の守」がサンタのプレゼント、ということになってます。
第1子が幼稚園年長児の7年前、あちこち探して、やっと、「登録宗近肥後ナイフ」という、紙箱入りのものを、当時住んでた市内の文具店の隅で見つけました。
ちょっとレトロなオレンジ・紺・黒・白のパッケージで、「スバラシイ切味」
と箱の表面に。
驚くほど安価でした。
需要が無くて、店主も、売れて大喜びだったのかな。
その後子供が生まれるたびに、「まだなくなってないかな」と心しながら、その店に足をのばしました。
その後生まれた甥っ子姪っ子にも、海外に暮らしているので、買っておいてやりました。
今年末っ子が小学校1年生で、夏休みに鉛筆を削らせてみました。
ちょっと気がかりだったのは、その子が左利きだったこと。
安物なのかもしれませんが、刃の断面は、微妙に非対称でした。
上の子二人と同じように、夏休みの宿題として1ダースほど削らせてみました。
ただし、すべて右左逆にして、私が教えたのです。
肥後の守って、ホントは、左利き用があるのでしょうか。御存じなら、教えて下さるとうれしいのですが。
また、手ごろな価格で買えるものなら、手に入れる方法は?
よろしくお願いします。
(00/09/01)
「肥後の守」がサンタのプレゼント、それは素晴らしいプレゼントですね。
刃の断面、微妙に非対称というのはなかなかスルドイですね。
そうです。基本的には左右対称なんですが実際には非対称です。手作業で研いでいるからです。
左利き用の肥後守は、結論からいうと、ありません。
切り出しのような片刃だと、右利き、左利き、というのがあるんですが肥後守のように両刃だと、たとえ微妙に左右(というか裏表)非対称といっても右利き、左利き、同じように使える、とされているからです。
実際のところ、左利きのお子さんが使ってみてどうですか?
使いにくいですか?
そのへん、私も興味あります。詳しくお聞かせいただけるとうれしいです。
さて、もしも「やっぱり左利きには使いづらい」ということでしたら、方法はあります。
片面をよく研いで、左利き仕様にしてしまえばよいのです。
とぎのトレーニングになるという効果もある・・・・と思いますよ。
道具は自分でつくるもの、ですし。
あんまり答えになってないかもしれません。
またご意見などお聞かせください。
「肥後ノ守」。懐かしいですね~。
小学校の頃、鉛筆を削っていた記憶があります。
手動式の鉛筆削りやら、筆箱用のちっこい鉛筆削り道具があったんですが、親がちびた鉛筆を削っていたのが多く、それを見ているうちに自分でも削りたくなって、さわったのが「肥後ノ守」だったんです。結構、削ったかなぁ~。
最初の頃失敗してばかりいまして、指先を幾度切ったことか。
そのうちに怪我をしなくなり、扱いも上手になっていきました。
そのおかげ?かどうかは知りませんが、道をはずすことなく成長しました。
私は、握力が強いたちなので、「肥後ノ守」のしっかりとした握りや刃でないと、べきべき折ってしまいます(カッターナイフの刃を幾度未使用のまま折ったことか)。
中学に入ってから、シャープペンがはやりだし、「肥後ノ守」を忘れていたんですが・・・・。
先日、職場のおばさん(その時、おばさんが、鉛筆を電動鉛筆削りで削っていたんですね)と、喋っていたとき、鉛筆が電動鉛筆削りの奥に詰まってしまいまして、やっとこさ取り出したんですが・・・
(実は、その鉛筆、ちびた鉛筆を軸筆にさしたものだったんです・・・)
「この鉛筆って、ちびた鉛筆だったのね~」(と、おばさん)
「うちでは、そーゆー鉛筆は、鉛筆削りで削らずに、『肥後ノ守』で 削っていましたが」(と、私)
「『肥後ノ守』って?」・・おばさんは「肥後ノ守」を知りませんでした。見たこともないそうで。
まぁ昔、筆箱の中になにやら小さいナイフのようなものを入れていたということは覚えていたんですが・・・
・・それにしても、おばさん、私と10年以上、年は離れているのに~
それとも、単に私の親だけが知っていたマイナーなものだったのか?ということで、文房具屋に走っていったんですが、最近の文房具屋、置いていないですね~。
「『肥後ノ守』ありません?」と尋ねたところ、逆に「『肥後ノ守』ってなに?」と言われる始末。町の中心にある工具屋に行き、かなり年配(?)の店員さんに「『肥後ノ守』ってあります?」と尋ねたんです。
「ありますよ」の一言で見に行きましたら、種類の大きさの『肥後ノ守』が。
でも昔見た『肥後ノ守』より、なにやら薄っぺらいような気がしました。
しかも、いずれも無銘のものばかり。
なんでも、昔は「肥後ノ守」系統であれば、「肥後ノ守○○」と入れられたそうなんですが、いまは商標登録されちゃいまして、「肥後ノ守」も「○○」も入れられない、とのこと。
読み方も「ひご・の・かみ」の他に「ひご・の・もり」、中に「の」の字なしのもの、「ノ」「乃」「之」の字のものがあるそう。ぐすん、と帰ってきまして、すぐさまパソコンを立ち上げ、 「YahooJapan」にサーチをかけたところ、このHPにたどり着きました。
あ゛あ゛あ゛、長くなって済みません。
最近の事件に関連する一言。
私は、あの、若者にナイフを与えないのが一番という考え方は間違っていると思います。
幼い頃より、ナイフに一度は触れさせ、その扱い方、正しい考え方を教えない 限り、若者による事件は続くと思います。
また、教え方も一辺通りではなく、なにか作る楽しさを通して、親だけ、教師だけではなく、教師と親が一緒になって、子供に教えるべきだと考えています。
どうでしょうか?
(00/07/29)
ふつうの文房具屋さんにいくと こういうコト、よくありますね。
やはりかなり古い、ちょっとさびれたような文房具屋さんか金物屋さんに行くのが正しい姿かと。(笑)
じつは、登録商標は明治の頃からいろんな名前が商標登録されています。
「肥後守」が もちろんはじめに登録されたんですが、その後肥後守組合以外の業者は自分たちの好きな名前をいろいろ登録しています。
ちなみに現在は三木市の永尾さんが唯一、肥後守を生産されてます。永尾さんも、最近はけっこう有名人なんですよね。
はじめまして、巡回していたらこのH/Pを見つけました。名前を「肥後」といいます。
肥後のくせに「肥後の守」を持っていません。小学生のころ、鉛筆を削った以外に使った記憶がありません。興味深く読みました、たくさん種類があるのですネ
これだけ種類があれば名前が一緒の「肥後の守」あるかもしれませんので、機会があれば手に入れてみます。
(00/07/09)
肥後さん、という姓の方は初めてです。たしかに地名ではなく人名というのもアリなんですよね。
ナイフの方は、経営者の名前を取り入れた商標が多く、「名字+守」というパターンがいろいろ見られます。
実は昨日、近所のデパートで開かれていた四国物産展の和包丁を扱っているコーナーで肥後守を見つけ、思わず買ってしまいまして、ちょっと興味を持ってインターネットの検索をかけたところこちらのHPにたどり着きました。
そのあまりの詳しさに感動して、思わずメールしてしまった次第です。
以前ニュースステーションで「絶滅危惧商品」というコーナーで肥後守りが取り上げられており、私自身は使ったことはなかったのですが、父などは懐かしそうに見ていました。
(中略)
ところで、私が持っているこのナイフ、よく見ると登録商標 肥後守定 とあってそのすぐ後に鈎かっこ(¬)で駒という文字がありました。もしかして類似品でしょうか(笑)(00/02/07)
そうそう、あのときは制作会社の方が 私のところに取材、というか話を訊きにきましたよ。
けっこうよくまとまってましたよね。
「駒」ですが、それこそ、本家本元の肥後守です。
三木市の永尾さんがつくっているものです。
ちなみに「駒のところは「かねこま」と読みます。
よければ、大きさや鞘の材質、使い心地などもレポートしてくださるとうれしいです。