日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館協働プロジェクトの博物館・インターメディアテク。「東大醫学ー蘭方医学からドイツ近代医学へ」という企画展にて、1800年代の医療器具が展示されていた。チキリ状の突起や菊座金など、肥後守とよく似た特徴を持つ外科用刃物が多く見られちょっと感激。ただし写真撮影禁止というのが残念・・・。
14/04/27 神戸・護国神社
東芝の回転台付き扇風機や缶切り付きナイフなど、興味深いアイテムには遭遇したものの、これという肥後守には出会えず。そんな中でコンパクトな計算尺を入手。カーソルが付いているのは意外と希少で、しかもこれはレンズ型になってる。箱の中から別のものと二つ合わせて500円ということでスリムなナイフ(無銘)も一緒にお買い上げ。
14/03/09 神戸・弓弦羽神社
第二日曜なので弓弦羽神社に来てみたのだが、なにも開催しておらず。社務所で聞いてみると、主催者の方が高齢のため昨年で終了したとのこと。残念。
ちなみになんだか妙なポーズで記念写真を撮る若い女性などおり不思議に思ったら、いつのまにか羽生選手ファンが多数訪れる名所(?)になっているらしい。時代は変わっていくということか。
13/03/09 篠山・お菓子の里
城下町篠山の中心からほど近いお菓子の里にておこなわれている骨董市。肥後守は一個だけ発見。やま平肥後守。鞘の材質は銅だろうか。黒色塗装の下にうっすらと褐色の地がのぞく。黒色に金の文字は意外と珍しいのではないだろうか。これで500円はお買い得。
12/11/04 三木・金物まつり
肥後守の生まれ故郷、唯一の生産地である三木市での刃物イベント。刃物メーカーの集まる会場内、もちろん永尾カネ駒さんのブースも。そこで目にした新製品。まだ参考出品のとのこと。
12/10/07 小野市伝統産業会館
肥後守の姿は骨董市だけでなく、各地の博物館や資料館でも見ることができる。小野市は三木市と並ぶ肥後守の生産地。いや、正確には肥後守型ナイフの生産地、というべきか。
小野市役所に隣接された伝統産業会館、ここには大きな肥後守が展示されていた。ただ、あまりきれいではないんだけど、どういういわれのものなんだろう・・・?
手前になるのは標準的な大きさのもので、銘は見えないがおそらく「肥後ノ王様」かと思われる。
12/08/26 神戸・護国神社
野菜や果物も売られているフリマ併催のややアットホームな雰囲気の市。肥後守の姿はちらほら見られるが肥後の王様や銀峰などメジャーなものばかり。
そんな中「ARAWASHI 荒鷲」を発見。鞘が立体的に膨らんでいるとともに絵柄はエンボス状に浮き上がっている。スリップジョイント式のポケットナイフ。値段は四千円とのことで購入せず。
もうひとつ、金属製の「ナルビー」の姿も。これは見るの初めてかな・・・
12/04/08 メリケンパーク・こうべみなとの市
なんといっても兵庫県は肥後守のふるさと。お膝元での採集品は二つ。
一つは「肥後の王様」。現在でも流通している銘柄であるがこのマークが入っているのは珍しい。そしてポイントは座金の部分。片面は座金無しだが片面には菊座がついている。しかしよく見るとこの菊座、放射状ではなくねじれた模様になっている。鞘の長さは117mmと大型。
二つ目は「明星肥後」。鞘の長さは71mmと小振りの一品。桜にNO.1と入っているのがなんとも学童用っぽくかわいらしい。
値段はそれぞれ500円と300円で、二つセットで700円としていただいた。安い!
そしてじつはもう一軒、大阪より萬屋さんがいらしていて、そこにも肥後守や和剃刀がおいてあった。ちょっと値が高く買わずじまいだったのだけど。もう十年ぶりくらいにお見かけしたのがうれしくなったのだった。
10/07/11 花園神社
久しぶりの花園神社はなぜかさみしい雰囲気。しかしそんな中でもこんなかみそりを入手。
鞘の部分が木製。もしかしたら手作り品なのだろうか。
<今回の採集品>
樹藤:1000円
09/04月某日 ジョイフル本田・千葉ニュータウン店 大道具市
いつもお世話になっているホームセンター、ジョイフル本田。大きな画材売り場(といってもその守備範囲はとてつもなく広い)でこんな催しが!
大きな刃物も小さな刃物も、砥石やスコヤやそれからそれから、とにかく見応えたっぷりな特設会場である。肥後守についていうと、カネ駒の木箱入りやスタンダードなもの、錬鉄 肥後ナイフ 乱れ刃、竹カスタム 肥後ナイフ、ニュー肥後守(Gサカイ製)、などなどよく知ってるものあれば、初めて見る品もあり。さすがジョイ本。